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失われたものと見つかったもの·5/5·1
Photograph of Persepolis

The place

Persepolis

帝国を動かした女たち

三万枚の粘土板が明かした、ギリシアの歴史家が一度も記録しなかった真実——男女同一賃金、産休制度、そして王を決めた女王たち

509–494 BCE (Fortification Tablets); broader Achaemenid period 550–330 BCEPersepolis

1930年代、考古学者たちがペルセポリスの壁をこじ開けた。現在のイランにある、古代ペルシア帝国の首都だ。壁の中から出てきたのは三万枚の粘土板。中身はただの帳簿——誰がどんな仕事をして、穀物をいくらもらったか。退屈な経理記録にしか見えなかった。誰かが本気で読み始めるまでは。そこに眠っていたのは、二千五百年前、地上最大の帝国が女性に男性とまったく同じ賃金を払っていたという事実だった。

物語の教訓

二十四世紀もの間、西洋世界はペルシア帝国を女性に発言権のないただの王朝だと信じてきた。それを三万枚の粘土板が打ち砕いた。男女同一賃金、出産手当、広大な領地の経営、そして王位を左右した女王たち。証拠はずっとそこにあった——壁の中に封じられ、炎に焼き固められ、誰かが読み解く日をただ静かに待っていた。

登場人物

A
Atossa (daughter of Cyrus, kingmaker)
I
Irdabama (wealthy estate owner)
A
Artystone (Darius’s favorite wife)
T
The women supervisors of the Fortification Tablets
R
Richard Hallock (decipherer of the tablets)

出典

Hallock, R.T., Persepolis Fortification Tablets (1969); Henkelman, Wouter, The Other Gods Who Are (2008); Brosius, Maria, Women in Ancient Persia (1996); Koch, Heidemarie, Frauen und Schlangen (2002); Llewellyn-Jones, Lloyd, King and Court in Ancient Persia (2013); Herodotus, Histories III.133-134, VII.2-3; Aeschylus, The Persians (472 BCE); Briant, Pierre, From Cyrus to Alexander (2002)