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王冠と征服·3/3·2
Photograph of Terracotta Army

The place

Terracotta Army

永遠という毒

天下を統一しながら、死だけは征服できなかった男

246-210 BC — Qin DynastyTerracotta Army

政は、それまで誰にもできなかったことをやってのけた。紀元前221年、六つの王国を滅ぼし、ばらばらだった土地を一つの帝国に縫い合わせた——秦。万里の長城を築き、文字を統一し、貨幣を統一し、車輪の幅まで揃えた。「中国」という国をこの世に生み出した男だ。だが、それでも足りなかった。嬴政にはどうしても勝てない敵が一つだけあった——死である。

そこで彼は不死の薬を求めた。宮廷の方士たちは、水銀——あの不思議な液体の金属——に永遠の命の鍵があると告げた。皇帝は毎日水銀の丸薬を飲み始めた。不死に近づいていると信じて疑わなかった。だが現実は正反対だった。水銀は臓腑を少しずつ蝕んでいた。彼を救うはずのものが、一服ごとに彼を殺していたのだ。

最も壮大だったのは、海を越える大遠征だ。紀元前219年、徐福という方士に命じて六十隻の船と三千人の若い男女を東の海へ送り出した。目的地は伝説の仙人島——不老不死の霊薬が木に実るという場所だった。古代世界でも最大級の船団が、そのまま未知の海へ消えていった。

徐福は二度と戻らなかった。霊薬も、船も、三千人も。中国の伝説では、彼は日本にたどり着き、そこに根を下ろしたとされる。実際、今も日本の沿岸各地に徐福の上陸地を名乗る町があり、彼を祀る神社が残っている。不死を探しに出た男の物語が二千年以上にわたって語り継がれている——それ自体が、一つの永遠だ。

紀元前210年、始皇帝は各地を巡る旅の途中で死んだ。まだ奇跡の薬を探している最中だった。そして次に起きたことは、まるで作り話のようだ。丞相の李斯と側近の趙高は、皇帝の死を数ヶ月にわたって隠し通すことを決めた。腐敗する遺体の臭いを消すため、馬車の周囲に大量の塩漬けの魚を積ませた。天下の覇者は、魚の腐臭に紛れて都へ帰った。

ただし、始皇帝には備えがあった。生きて永遠を手にできないなら、死後も皇帝であり続ければいい。彼の陵墓は帝国の縮小版だった。水銀で造った川が中国の大河を模して流れ、銅と宝石を散りばめた天井が夜空を映し出す。八千体の等身大の兵馬俑が永遠の護衛として立ち並び、侵入者を射殺するための弩の罠まで仕掛けられていた。

最も背筋が凍るのは、この事実だ。彼を殺した水銀——永遠の命を信じて何年も飲み続けたあの物質——が、今もそのまま陵墓の地下を流れる河となっている。彼を殺したものが、死後の世界の中心を飾っている。仏の顔も三度までと言うが、始皇帝は天に何度も挑んだ。水銀を飲み、船団を送り出し、地下に帝国を造った。天は三度目すら待たなかった。彼は不死を手に入れられなかった。だが、地上で最も壮大な墓を造り上げた。二千年後の今も、私たちは彼の話をしている。

物語の教訓

死を征服しようとする者は、しばしばその到来を早める。真の不朽は霊薬の中にではなく、この世界に刻んだ痕跡の中にある。

登場人物

Q
Qin Shi Huang — First Emperor of China
X
Xu Fu — the alchemist who sailed east
L
Li Si — the chief minister who concealed the death
Z
Zhao Gao — the eunuch conspirator

出典

Sima Qian, "Records of the Grand Historian" (Shiji), ~100 BC; Ban Gu, "Book of Han"